【祭東京江戸一】模様の意味【かごめ】

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今回は、<かごめ>の鯉口シャツについて。

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【祭東京江戸一】 鯉口シャツ 江戸小紋 『かごめ』

 

細かな星型(六芒星)が綺麗な連続模様です。

 

竹冠に龍で「籠(かご)」。

龍を封印し邪気を祓う力があるとされ、魔除けの印として知られています。

陰と陽、光と闇という相対する事象を調和する意味があるのだとか。

その神秘的な文様は、多くの武将を魅了し帷子(かたびら)として着用されたそうです。

なんと伊勢神宮の灯籠にも見られる柄になります。

 

ところでこの「籠目」、

よく見ると、大きな三角形を2つ、小さな三角形が6つあることに気づくと思います。

この「三」という数字、日本人と浅からぬ縁があるのはご存知でしょうか?

”日本三大○○、御三家、三種の神器、三位一体、三原色、三つ巴、三角関係、三三七拍子、石の上にも三年、早起きは三文の徳、三度 目の正直、仏の顔も三度まで…”

「三」にまつわる言葉はたくさん見られます。

 

一説には”陰陽思想”の影響で、おめでたい儀式に奇数が使われていたそうです(三三九度、七五三)

「三」は「満つ、充つ」と捉えられます。

「一」は点、「二」は線、「三」になって面が完成する(万物の調和)という考えに至ったとか。

 

シンプルながら、かなり奥深い意味のあるデザインですね!