今回は、<釘抜き(くぎぬき)>の鯉口シャツについて。

時代劇で見たことあるかも? 単純だけど強い意思のある鯉口シャツなんですよ。
武士から庶民まで幅広く親しまれたシンプルな古典柄。
元々は打ち込んだ釘を抜き取るための道具の座金を図案化したものです。
「釘を抜く」=「九城(くき)を抜く」
つまり、多くの城を攻略する縁起担ぎ ”立身出世” に繋がる模様です。
遠くからも視認しやすいシンプルさもあり、多くの武家・武将に好まれました。
他にも、「釘を抜く」=「苦を抜く」という意味もあるそうです。
「釘抜き」は”重点・支点・力点”の三点を合わせて力を発揮することから、”結束による打開”に例えたとも。
また”身を守る”といった意味もあるそうで、鳶職人さんの袢纏の柄にも多く引用されています。
出世などの野心がありつつ、地元や仲間を大切にするお祭り好きにおすすめの模様です!
【祭東京江戸一】 鯉口シャツ 注染 『くぎぬき』 大人用(男性用 | 女性用)
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