東京都内でお神輿や山車が出て、比較的規模の大きいお祭りを中心に更新中です。

 

2019年は、令和元年として天皇陛下の即位を記念した大祭が多く執り行われます。

 

2019年 4月30日~ 5月 6日 くらやみ祭

お祭り 東京都 くらやみ祭 大國魂神社 府中市 ロゴ

見どころ:暗闇の中で行われる神聖な『神輿渡御』

場所:大國魂神社(東京都府中市宮町)

公式サイト 府中市ページ 2019年くらやみ祭パンフレット

「くらやみ祭」は、武蔵国の府中に国府が置かれたころから行われていると言われており、

東京都指定無形民俗文化財「武蔵府中のくらやみ祭」として指定されています。

街の明かりをすべてけした暗闇の中で渡御を行う「くらやみ祭」は、

「神聖な魂が人目に触れることは許されない」という古くからある神事の伝統が現代まで引き継がれたお祭りです。

8基の神輿、国内最大級の6張の大太鼓、山車の巡行など、見どころはたくさんあります。

露店数は約500店が見込まれ、期間中は約80万人の人出で賑わいます。

 

 

 

2019年 5月 2日~ 3日 青梅大祭

お祭り 東京 青梅市 青梅大祭 神田祭 ロゴ

見どころ:複数の山車による『競り合い』

場所:住吉神社(東京都青梅市)

公式サイト

「青梅大祭」は、毎年5月2日から5月3日にかけて東京都青梅市で行われます。

住吉神社で神事を行い、合計12の町の囃子連によって山車が曳かれます。

山車が行き交うときの「競り合い」は「ケンカ囃子」と呼ばれ、青梅ならではの見どころのひとつとなっています。

街道を埋め尽くす露店の数々(300超出店)も人気です。

 

令和元年の今年は、新天皇陛下の即位を記念した大祭となります。

5月3日16時頃から青梅駅前に12台の山車が集まり、記念式典が開催されます。

さらに、提灯行列や花火の打ち上げも予定されています。

 

 

2019年 5月 9日~15日 神田祭

お祭り 東京 千代田区 神田 江戸三大祭り 神田祭 ロゴ

見どころ:平安装束を纏った『神幸祭』と、200基のお神輿が集まる『神輿宮入』

場所:神田明神(東京都千代田区外神田)

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神田明神の「神田祭」は、日枝神社の「山王祭」、富岡八幡宮「深川八幡祭」と並ぶ、「江戸三大祭り」のひとつ。

また、京都の「祇園祭」、大阪の「天神祭」と共に「日本三大祭り」にも数えられます。

今年は本祭りに当たり、2年に1度5月中旬に行われます。

 

「神幸祭」は、平安時代の装束を纏った氏子が、神田、日本橋、大手・丸の内、秋葉原の108町会を巡行。

踊屋台や曳き物、仮装行列を中心とした「附け祭」の行列も加わると、数千人規模の大行列へと膨らみます。

「神幸祭」の翌日には、「神輿宮入」が終日行われます。

揃いの半纏を着た氏子たちの掛け声が響き渡る中、大小200基の町神輿が神田明神周辺を練り歩きます。

「神田祭」ならではの熱気を感じられることでしょう。

 

 

2019年 5月10日~12日 下谷神社大祭

お祭り 東京都 下谷神社大祭 台東区 東上野 下谷神社 ロゴ

見どころ:都内最古のお稲荷様、下町情緒の残る中で一足早い夏祭り

場所:下谷神社(東京都台東区東上野)

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下谷神社は、奈良時代に創建された都内で最も古い「お稲荷様」です。

下町で一番早いとされる夏祭り「下谷神社大祭」は、1,000年以上の歴史があり、

本社神輿の「本祭り」と町会神輿の「陰祭り」が隔年で行われます。

期間中、下谷神社の周囲には140軒ほどの露店が出店され、下町のお祭りならではの情緒を満喫できます。

2019年は「陰祭り」にあたりますが、天皇陛下御即位を奉祝して「連合神輿渡御」が盛大に行われる予定です。

 

 

2019年 5月10日~12日 日比谷神社大祭

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見どころ:天皇陛下の御即位と遷座10周年を記念した大祭

場所:日比谷神社(東京都港区東新橋)

公式サイト

日比谷神社は、新橋や汐留一帯の氏神様が祀られている神社です。

令和元年の今年は「記念大祭」として、5月10日に「大祭式」、11日に「神幸祭」、12日に「山車巡行」が行われる予定です。

「大祭」は、2年に1度行われます。

 

 

 

2019年 5月11日~12日 赤羽馬鹿祭り

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見どころ:地元商店街主導による大パレードは、赤羽 春の風物詩

場所:JR赤羽駅東口駅前一帯(東京都北区赤羽)

公式サイト Twitter Facebook Instagram 2015年の様子(togetter)

「赤羽馬鹿祭り」は、江戸城を築城した太田道灌が文学や音楽を地元民に広めたことに由来し、

1956年に地元の商店主たちがエイプリルフール(四月馬鹿)にちなんで開催したのが始まりです。

音楽ライブやダンスなどのステージ、戦隊ヒーローショー、フリーマーケットなどが催され、

参加者や見物客を含め、2日間で延べ40万人が来場し大いに賑わいます。

12日のメインイベントには、

学生や社会人の「音楽隊」を先頭に、「バカロック踊り」と「仮装隊」、「江戸神輿」と続く、「馬鹿祭り大パレード」が開催されます。

赤羽市公認文化祭のような楽しいお祭りです。

 

 

 

2019年 5月17日~19日 三社祭(浅草神社例大祭)

お祭り 東京 台東区 浅草 浅草神社 三社祭 ロゴ

見どころ:3日間で約195万人、下町浅草が誇る日本屈指のお祭り

場所:浅草神社(東京都台東区浅草)

公式サイト Facebook 浅草神社奉賛会 

浅草神社の氏子44ヶ町を中心に行われる「三社祭」は、今や日本を代表する祭礼のひとつです。

下町情緒の残る浅草で、威勢のいい掛け声で練り歩く担ぎ手による神輿渡御をメインに、平成30年には約195万人の人出を記録しました。

初日は、芸妓連の舞で編成された「大行列」が浅草の町に祭礼の始まりを告げ、東京都無形文化財指定の「神事びんざさら舞」も奉納されます。

二日目には、浅草氏子44ヶ町の町内神輿約100基が浅草神社境内に集まり、お祓いを受け各町内会へ渡御する「町内神輿連合渡御」が行われます。

最終日の三日目には、本社の宮神輿3基が各町会を渡御する「本社神輿各町渡御」が行われ、祭礼行事が終わります。

期間中は、下町浅草がお祭り一色に彩られ、神社では各神事が斎行されると共に、境内や神楽殿においても様々な舞踊が披露されます。

 

 

 

2019年 5月17日~19日 小野照崎神社大祭

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見どころ:令和元年は、3年に1度の『本社神輿渡御』の年

場所:小野照崎神社(東京都台東区下谷)

神社サイト 祭サイト Twitter Facebook Instagram

852年創建、東京入谷の「小野照崎(おのてるさき)神社」。

平安時代有数の歌人であり百人一首にも登場し、文武両道で知られる小野篁公(おののたかむらこう)が

学問・芸能・仕事の御祭神として祀られています。

先祖は小野妹子、孫は小野小町の小野篁公は、

政治、学問、馬術、芸術に優れ、朝廷批判も恐れない反骨精神から「野狂」と呼ばれました。

嵯峨天皇から出題された謎掛け「”子子子子子子 子子子子子子” と書いて何と読む?」という問いに、

小野篁公は「猫の子、子猫 獅子の子、子獅子」と回答して事なきを得たという逸話も残されています。

 

本祭は毎年5月第3週末で、「本社神輿渡御」は3年に1度行われます。

その他の年は「陰祭り」と呼ばれ、氏子17町会の町神輿が一列に並ぶ「連合渡御」が見られます。

2019年の今年は、3年に1度の「本社神輿渡御」に当たり、

初日にはお祓いや御霊入れ等の神事、2日目には大祭式と町神輿の練り歩きが行われます。

最終日の「神幸祭」には、神社神輿が入谷地域の氏子町会を巡り、祭りのピークを迎えます。

 

 

2019年 5月17日~19日 西浅草八幡神社大祭

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場所:西浅草八幡神社(東京都台東区西浅草)

 

 

2019年 6月 8日~ 9日 鳥越祭

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場所:鳥越神社(東京都台東区鳥越)

日程

→ 都内屈指の重さを誇る重量級のお神輿は見応えあり!

 


 

烏森神社例大祭

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場所:烏森神社(東京都港区新橋)

公式サイト Twitter

→ JR新橋駅より徒歩2分。例大祭は偶数年に行われます。

次回の本祭りは2020年5月予定。

 

 

山王祭

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見どころ:江戸三大祭の筆頭、日本三大祭にも数えられる由緒ある「天下祭」

場所:日枝神社(東京都千代田区永田町)

公式サイト Twitter

歴代の将軍が上覧拝礼する「天下祭」として知られ、「江戸三大祭」の筆頭と呼ばれています。

さらには京都の「祇園祭」・大阪の「天神祭」と共に、「日本三大祭」に数えられているお祭りです。

例年6月に開催されます。

東京都心を300mの祭礼行列が練り歩く「神幸祭」は、

御鳳輦、宮神輿、山車が、王朝装束に身を包んだ役員や氏子により区域を巡ります。

総勢500人からなる現代の王朝絵巻は圧巻です。

祭礼は2年に1度。次回の「神幸祭」は、2020年6月を予定。

 

 

深川八幡祭り

お祭り 東京都 江東区 深川 深川八幡祭り 富岡八幡宮例祭 ロゴ

場所:富岡八幡宮(東京都江東区富岡)

公式サイト 

→ 江戸三大祭の一つで、別名「水掛け祭」と呼ばれています。本祭りは3年に1度。

次回の本祭りは2020年予定。

2019年は、子供たちが主役の「陰祭り」にあたります。

 

※「日本三大祭り(祇園祭・天神祭・○○)」の3つ目は、正式に決まっているものではありません。3番目には自分の地元や贔屓にしているお祭りを入れるのが粋なのだそうです。

※江戸時代の狂歌では、「神輿深川(深川祭)、山車神田(神田祭)、だだっぴろいは山王様(山王祭)」と謳われました。