【祭東京江戸一】模様の意味【松皮菱】
連続した幾何学模様が幾重にも続いていく意匠の鯉口シャツですね!
松皮菱(まつかわびし)と読みます。
三重の菱形が、松の樹皮に似ていることに由来。
歴史は古く、奈良時代には用いられた文様で、室町時代から桃山時代にかけて流行しました。
染め物や焼き物や蒔絵の意匠にも採用され、
連続した幾何学模様が幾重にも続いていく意匠の鯉口シャツですね!
松皮菱(まつかわびし)と読みます。
三重の菱形が、松の樹皮に似ていることに由来。
歴史は古く、奈良時代には用いられた文様で、室町時代から桃山時代にかけて流行しました。
染め物や焼き物や蒔絵の意匠にも採用され、
扇面にも素敵な意味があります!
扇そのものは1000年前の平安時代、朝廷や貴族、神事にのみ使われました。
室町時代に庶民へも使用許可され、一般的に普及したのは江戸時代からだそうです。
現在でも、茶道、舞い、結婚式、落語、狂言、能など、日本人と扇は縁がありますよね。
扇は末広がりの形となる”発展・繁栄”を表す縁起の良い吉祥文様です。
しかし、実は
細かな柄が特長の江戸小紋鯉口シャツシリーズですね!
「雪の朝 二の字二の字の 下駄のあと」
江戸時代の女流歌人 田捨女(でんすてじょ)がわずか6歳の時に詠った風流な一句です。
二の字小紋は、今でも祭り半纏に用いられることの多い江戸時代からの古典柄。
細かな星型(六芒星)が綺麗な連続模様です。
竹冠に龍で「籠(かご)」。
龍を封印し邪気を祓う力があるとされ、魔除けの印として知られています。
陰と陽、光と闇という相対する事象を調和する意味があるのだとか。
その神秘的な文様は、多くの武将を魅了し
この柄には何が隠されているんでしょう。
細かな点が色抜きされた霰小紋をベースにした、不規則な連続文様。
遠くから見ただけじゃわかりませんので、近くでじっと見て下さい。
よく見ると文字が浮き出てきますよ。
実は、
初見だとなんの模様かわかりません。笑
細かな点が色抜きされた霰小紋をベースにした、不規則な連続文様。
遠くから見ただけじゃわかりませんので、近くでじっと見て下さい。
よく見ると文字が浮き出てきますよ。
実は、
四角形の菊模様が連続する、品の良い意匠です。
太陽になぞらえられる菊の花は、”悪霊を払う””不老不死の象徴”として古来より好まれ、
桜と同じく日本を象徴する花としても知られています。
また菱型という形状は、”厄除け魔除け”になると伝えられているそうです。
以上の意味を踏まえると、
複雑な幾何学模様の意匠です。
「山の彼方の空遠く 幸い住むと 人のいう」と詩に読まれたように、
富士山を筆頭とした山岳信仰の象徴で神の宿る場所としての山を図案化してあります。
日本では古くから三角形は
わかりやすい模様だけどちょっと地味かな? いえいえ、こんなおしゃれな柄はありませんよ!
「業平格子」は、”なりひらこうし”または”なりひらごうし”と読む古典柄で、
約1200年前の平安時代から伝わる気品のある意匠です。
平安貴族の和歌の名手で恋愛話『伊勢物語』の主人公、
”日本史上に残る超絶美男子
濃い青の連続模様が綺麗な鯉口シャツですよね。
魚を捕る仕掛けを表す「網代(あじろ)模様」に細やかな横線を引いているのは、波を表現しています。
深い青色は涼やかで品が良く、落ち着いた雰囲気があります。
網代には